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活 動 履 歴 2017年

<第83回月例定例会(参加無料)>

日 時:2017年12月2日(土)15時~17時

会 場:明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー(1075教室)

URL:http://www.meiji.ac.jp/ksys/classroom/room_index.html

講 師:小貫和洋氏(おぬきかずひろ;福島県富岡町出身、元富岡町図書館長)

テーマ:「人災は忘れたころにやってくる」

概 要:平安時代の869年貞観地震から1000年の時を経て、2011年3月11日東日本大地震・津波・原発事故により6年を経過しましたが、まだ、多くの方が避難しております。

ふるさと富岡町史の平安時代をみると貞観地震の被害状況らしき記載はなく、当時を知ることが困難であります。

これから…、それから…、あれから…を毎日考えていますが、同人誌でお世話になった高野良知氏から紹介された「方丈記」は、無常をさとす天災・人災、終の棲家など過去の人生を顧みるなど、記録?(手記、随筆)されており、自分と重ね合わせながら、平安時代のことわざなど探ってみたいと思います。

<第82回月例定例会(参加無料)>

日 時:2017年10月28日(土)15時~17時

会 場:明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー(1095教室;場所注意)

URL     :http://www.meiji.ac.jp/ksys/classroom/room_index.html

 

講 師:藤村美織氏(ふじむらみおり;学会会員、ドイツ語翻訳者)テーマ:ナチスの時代とことわざ~絵本『パパ・ヴァイト』をことわざと共に語る概 要:この絵本は、ユダヤ人の女性が、第二次世界大戦中、自分たちを助けたドイツ人、ヴァイトについて書いた実話です。翻訳作業のあと、ドイツ語のことわざを原本に散りばめてみました。前半では、その試みを日本語でご紹介します。​後半は、絵本の背景に目を向け、ナチス支配の時代、ことわざがどのように扱われていたかを探ってみます。

 

<第81回月例定例会(参加無料)>

日 時:2017年9月30日(土)15時~17時

会 場:明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー(1075教室)

URL     :http://www.meiji.ac.jp/ksys/classroom/room_index.html

講 師:蟻川剛氏(ありかわつよし:学会会員、公立小学校時間講師、旅人)

テーマ:「ことわざ」に出会った旅歩き旅(紀伊半島、三重県・和歌山県)

概 要:紀伊半島を一周した歩き旅。その土地に由来した「ことわざ」、その場で思い浮かんだ「ことわざ」、そして、思いついた「創作ことわざ」などを、歩き旅の道程に従い体験したことなどを交えながら話します。

<第80回月例定例会(参加無料)>

日 時:2017年7月22日(土)15時~17時

会 場:明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー(1075教室)

URL     :http://www.meiji.ac.jp/ksys/classroom/room_index.html

講 師:渡辺慎介氏(わたなべ しんすけ:横浜国立大学名誉教授)

テーマ:あらそう鳥―ことわざで綴る鳥の争い―

概 要:日常的に見かける鳥の争いを三つの側面から写真を用いて観察し、その行動をことわざによって説明します。

弱い生きものを食べる弱肉強食の争い、異なる種の鳥のあいだで繰り広げられるつばぜり合い、そして同種の鳥どうしの闘争と連帯、これら三つの側面から鳥の争いを見ることにします。

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※8月度の<月例定例会>は、例年通り休会いたします。

<第79回月例定例会(参加無料)>

日 時:2017年6月24日(土)15時~17時

会 場:明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー(1075教室)

URL     :http://www.meiji.ac.jp/ksys/classroom/room_index.html

講 師:松原豊氏(まつばら ゆたか;広告代理店営業職、コピーライター、旅人)

テーマ:寅さんの啖呵売と広告フレーズ

概 要:映画「男はつらいよ」でおなじみとなった啖呵売は、歯切れの良い文句を並べて客の関心を引く。寅さんの様な露天商にとって、客は一期一会の存在である。一方、巷にあふれる広告も、一期一会の客に対して情報を発信している。

啖呵売と広告が最も大事にしているのが言葉のリズムで、これはことわざにも当てはまる。耳ざわりがよく子供にも覚えやすいことわざは、道徳広告の優秀なコピーと言える。

ことわざに曰く、「町々の、時計となれや小商人」。行商の売り子が数多く登場する古典落語の時代から、テレビやネットが主流の現代をつなぐ、言葉遊びの力について考えてみたい。

<第78回月例定例会(参加無料)>

日 時:2017年5月27日(土)15時~17時

会 場:明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー(1076教室)

URL     :http://www.meiji.ac.jp/ksys/classroom/room_index.html

講 師:西川桂史氏(にしか わけいし;明治大学大学院生 日本民俗学会 群馬歴史民俗研究会)

テーマ:門付芸春駒とことわざ・定着した春駒が生み出した俚諺‐群馬県川場村門前および新潟県上越市三和区岡田の春駒を事例として

概 要:門付芸春駒とは、新春に行われる予祝芸(多くは養蚕)の一つであり、ことわざと深く結合している芸でもある。『嬉遊笑覧』には「諺に、「春駒は夢にみるもよし」といへり」とある。 本報告では、春駒を題材にことわざの動的な側面の検討も試みる。例えば、春駒が定着した村落では「春駒をやって一人前」ということわざが、生成され、用いられている。このような事例の考察には、村の生活自体を可能な限り把握していることが肝要である。従って、民俗学的アプローチが一つの有効な手段であると考える。

<第77回月例定例会(参加無料)>
日 時:2017年4月22日(土)15時~17時

会 場:明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー(1076教室)

講 師:野中由彦氏(のなかよしひこ;極意塾塾頭  日本笑い学会関東支部運営委員)

テーマ:日本民謡とことわざ文化

概 要:日本民謡は、民衆の生活に直結したもので、人から人へ伝えられるうちに、節や唄い方が変えられ、その歌詞も非常に多くの替え歌が作られた中から、民衆に支持されたものだけが残り、今日の姿になっています。

元々自由に作られた歌詞ですが、中には日本のことわざ文化が反映されていると思われるものも見受けられます。

ここでは、全国の日本民謡から、ことわざ文化との関連を思わせる作品を抽出し鑑賞することで、日本人の精神文化について考えたいと思います。

 

 

<第76回月例定例会(参加無料)>

日 時:2017年3月24日(金)17時~19時

会 場:明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー7階 (1075教室)

http://www.meiji.ac.jp/ksys/classroom/room_index.html

講 師:山口政信氏 (明治大学法学部教授、本学会副会長)

テーマ:『子どもとことわざは真実を語る ―ことわざの叡智を小学4年生に教える―』―翻訳から見えてきたことわざ教育と子どもたちの輝き―

概 要:米国バーモント大学のW・ミーダー教授(本学会名誉会員)と、ミルトン小学校のD・ホルムズ先生による1年間にわたることわざ教育について、演者らの翻訳本を基にお話したい。

(例えば)150のことわざ選定と「ことわざノート」、道徳・理科・算数・国連・文学などにおけるテーマ設定とことわざの選択、ポスター・イラスト・物語・人形劇の作成、パロディーを含むマスメディアの活用、2回のテストにおける比較と全人的評価、子どもたちへのアンケート結果など。

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<第75回月例定例会(参加無料)>

日 時:2017年2月25日(土)15~17時

会 場:明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー9階 (1095教室 ※会場注意)

http://www.meiji.ac.jp/ksys/classroom/room_index.html

講 師:穴田義孝氏(明治大学政治経済学部教授、NPO郷土のことわざネットワーク・ことネット〔通称、NPO法人ことネット/KOTOnet NPO Corp.〕理事長)

テーマ:ことわざ社会心理学とNPO法人ことネット

概 要:長年に亘って、社会科学におけることわざ研究として「ことわざ社会心理学」なる分野を開拓してきました。

「ことわざ社会心理学」とは<ことわざ>を分析データとして、社会心理学の理論や視点を駆使して「特定テーマ(項目)」を統合的に探究する研究分野です。

この研究過程において改めてことわざ概念の再検討、<郷土のことわざ>という地方発のことわざの蒐集、記録の方法や諸課題などを明らかにしてきました。

そして、2014年11月にNPO法人ことネットを設立しました。こうした経緯や具体的内容・成果をお話しさせていただきます。

<第74回月例定例会(参加無料)>

日 時:2017年1月21日(土)15~17時

会 場:明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー7階 (1075教室)

             http://www.meiji.ac.jp/ksys/classroom/room_index.html

講 師:三木恒治氏(みきこうじ;岡山理科大学教養教育センター長)

テーマ:岡山とことわざ

概 要:「ことわざ」は、風土、気候、環境と切り離して考えることはできない。

今回の発表では岡山という土地柄が「ことわざ」にどういう形で描きこまれてきたのか、その背景について県民性とも関連付けて言及したい。

さらに、実際に学生が岡山をテーマに創作した作品を紹介しながら、大学で「創作ことわざ」を教養教育のプログラムとして取り入れる意義について皆さんと一緒に考えてみたい。

ローカルな視点から「ことわざ」の実相を少しでも浮き彫りにできればと願う次第である。

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