活 動 履 歴 2018年
<第93回月例定例会(参加無料)>
日 時:2018年12月1日(土)15~17時
会 場:明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー(1065教室→場所注意)
URL:http://www.meiji.ac.jp/ksys/classroom/room_index.html
講 師:津留崎勇希氏(つるさきゆうき; 新宿区立落合第一小学校教諭 6年生担任)
テーマ:授業報告「ことわざの世界を楽しもう」:ことわざの面白さについて考える
概 要:ことわざの面白さとはどこにあるのだろうか。こんなことを考えているうちに、そもそも人が面白さを感じるものには共通点があるように思えてきた。
近頃、授業で児童が主体的に学習に取り組む姿を日々求められる中で、教師の使う「主体的」という言葉に違和感を覚えている。
本報告は、授業報告のみならず、子どもの主体性を捉え直すとともに、ことわざ授業のもつ面白さに迫るものとしたい。
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<日本ことわざ文化学会第9回学会総会・大会(参加無料)※大会は、無事終了いたしました。>
日時:2018年11月10日(土)に開催
会場:明治大学駿河台校舎研究棟4階・第1会議室
URL:http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html
テーマ:「動物とことわざ」
時間:総会 … 11:00~12:00
昼食休憩…12:00~13:00
研究発表(3名) … 13:00~14:00
・小森英明(武蔵野大学仏教文化研究所)「ことわざと論理療法~‘案ずるより産むが易し’の構造~」
・鄭芝淑(鹿児島大学共通教育センター)「日韓の動物ことわざについて」
・時田昌瑞(ことわざ研究家)「新しい動物のことわざについて」
司会 山口政信(明治大学名誉教授)
シンポジウム… 14:10~16:00
1.馬場俊臣(北海道教育大学)「干支の動物に関することわざ」
2.渡辺慎介(横浜国立大学名誉教授)「歌を忘れたカナリヤ」
3.三木恒治(岡山理科大学教授)「ことわざに見る犬と人との関わり」
コーディネーター;時田昌瑞(会長、ことわざ・いろはカルタ収集研究)
懇親会16:30~17:30(リバティタワー17階学生食堂〔南側〕) 懇親会のみ参加料:3,000円
※詳細は追ってアップいたします。
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<第92回月例定例会(参加無料)>
日 時::2018年10月27日(土)15~17時
会 場:明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー7階(1075教室)
URL:http://www.meiji.ac.jp/ksys/classroom/room_index.html
講 師:芳川雅美氏(よしかわまさよし;
1941年、東京生まれ。1965年に積水化学工業㈱に入社、38年間勤務ののち2003年退職後は、地域の知的障害者支援NPO「あかね」や認定NPO法人「シニア自然大学校」などに関る一方、学生時代からの趣味である合唱を続けている。)
テーマ:
村上春樹文学における「比喩的表現」について―その「ことわざ性」と「時代的普遍性」の検証―
概 要:
古典的ないしは近代の「ことわざ」における「比喩的表現」と、現代日本を代表する作家の一人・村上春樹の作品における比喩的表現の比較鑑賞を通じて、「村上比喩」の「ことわざ性」「普遍性」などに迫ってみたい。
<第91回月例定例会(参加無料)>
日 時::2018年9月22日(土)15~17時
会 場:明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー7階(1075教室)
URL:http://www.meiji.ac.jp/ksys/classroom/room_index.html
講 師:加藤幸一氏(かとうこういち;神奈川歯科大学名誉教授、医学博士、イムス横浜国際看護専門学校講師)
テーマ:英語のことわざに表される医の教訓-私のことわざの応用法-
概 要:長年、医学関連の学校において教壇に立ってきました。
その際、授業中に毎回医学に関連する英語のことわざを、2、3個ずつ学生に紹介するよう心掛けてきました。
そこで、どのようなことわざを学生に紹介してきたかを、テーマに選びお話したいと考えております。
※8月度の<月例定例会>は、例年通り休会いたします。
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<第90回月例定例会(参加無料)>
日 時::2018年7月28日(土)15~17時
会 場:明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー11階(1115教室←場所注意)
URL:http://www.meiji.ac.jp/ksys/classroom/room_index.html
講 師:石原仁誌氏(いしはらひとし;朝日生命保険相互会社 代理店事業本部代理店業務管理部 募集管理担当部長、日本ことわざ文化学会理事)
テーマ:数字とことわざ~岡山理科大学での授業の再現~
概 要:私ども日本ことわざ文化学会は、昨夏学会所在地を明治大学から今をときめく(笑)岡山理科大学に移した。
学会HPの会員活動でも紹介しているが、今は当学会の理事となられた同学理学部応用数学科三木教授の要請で、過去何度か理学部の学生にことわざの授業を行っている。
ことわざにあまり縁のない理系の学生にどのような授業を行っているのかを、今回は会員の皆様にもご一緒に体験いただこうと思う。
昨年12月に実施した数字(応用数学科だけに)をテーマにした授業を再現する。
<第89回月例定例会(参加無料)>
日 時::2018年6月23日(土)15~17時
会 場:明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー(1075教室)
URL:http://www.meiji.ac.jp/ksys/classroom/room_index.html
講 師:石井公成氏(いしいこうせい;駒澤大学仏教学部教授)
テーマ:仏教の意外なことわざ
概 要:「釈迦に説法」は釈迦を尊んだうえでの表現だが、「仏の顔も三度」は釈迦を普通の人間扱いしており、「阿弥陀も金で光る」などは仏教批判だ。
ただ、僧侶を嘲笑する例が目立つ近世の中国や韓国と違い、日本では仏教に対してはある程度の敬意を保ちつつ、からかいや言葉遊びを楽しむ傾向が目立つ。
アジア諸国の仏教関連のことわざと比較しつつ、日本のそうしたことわざの特色について考えたい。
<第88回月例定例会(参加無料)>
日 時:2018年5月26日(土)15~17時
会 場:明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー(1075教室)
URL:http://www.meiji.ac.jp/ksys/classroom/room_index.html
講 師:藤木順平氏(ふじきじゅんぺい;パズル・クイズ研究家)
フリーランス・ライター。日本テレビ『アメリカ横断ウルトラクイズ』のクイズ作家として番組に参加。
芝居や漫才の台本を執筆する傍ら、ことわざや笑いを通して「人間探求」をテーマにした講演を行う。
1993年から2007年まで(株)エフシージー総合研究所に勤務。広報紙・誌向けに雑学系の原稿執筆やパズル・クイズの作成に携わる。
1949年三重県生まれ。しし座。B型。
テーマ:武器としてのことわざ
概 要:ことわざを生活のために利用する。御足をいただく対象として、わたしはこれまでことわざと付き合ってきています。
「人類の英知ともいえることわざを小遣い稼ぎの道具として使うとはなにごとか!」と、お叱りを受けそうですが、プラグマティズムの観点からことわざを捉える。
「鬼に金棒」「立つ鳥跡を濁さず」などのことわざにもこんな使い方があるのかという一端を示せれば幸いと思っています。
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<第87回月例定例会(参加無料)>
日 時:2018年4月20日(金)17~19時
会 場:明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー(1075教室)
URL:http://www.meiji.ac.jp/ksys/classroom/room_index.html
講 師:小出統英氏(こいでむねふさ;元公立中学校副校長 現区教育委員会生活指導相談員)
テーマ:「千里の道も一歩から」を理科的に掘り下げてみる
概 要:健康のために一日「一万歩」は歩こうということは、平均歩幅を0.7mとレて毎白約7km毎日歩くことになる。
1里は4km弱なので、4kmX1万は4,000kmの距離である。毎日1万歩を歩き通したとして、果たして何日かかるのであろうか。
千里の道とは、大きな目標や使命を達成するまでの道のりである。
しなくては!行かなくては!と思っても、あまりの大変さから立ち止まってしまい諦めてしまう。
でも、江戸時代に、千里の道の何倍もの道を歩き切った人がいた。伊能忠敬である。
今回は彼の偉業を、このことわざを引用しつつ理科的解釈で見つめ直してみる。
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<第86回月例定例会(参加無料)>
日 時:2018年3月23日(金)17時~19時
会 場:明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー(1075教室)
URL:http://www.meiji.ac.jp/ksys/classroom/room_index.html
講 師:藤井敬三氏(ふじいけいぞう;全日本川柳協会常任幹事、シニアユーモア川柳サロン主宰)
テーマ:俳諧・古川柳とことわざ
概 要:江戸庶民に広く愛された俳諧や古川柳には、人生の教訓や風刺などの秀句が多く残されています。
特に俳諧「武玉川」には七・七の14音字で切り取った人生スケッチの短句が埋もれていました。
古川柳にもそのまま「ことざわ」とも言える名句もあり、ことわざの原石ともなりうる秀句がキラ星のごとく存在します。
今回は「ことわざ」に隣接する短句文芸である俳諧の世界を覗いてみたいと思います。
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<第85回月例定例会(参加無料)>
日 時:2018年2月24日(土)15時~17時
会 場:明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー(1095教室)
URL:http://www.meiji.ac.jp/ksys/classroom/room_index.html
講 師:林幸子氏(はやしさちこ;埼玉県立大学准教授〔アメリカ文学、比較文学〕、日本笑い学会会員)
テーマ:アメリカユーモア作家に見ることわざ(名言)の変遷~ベンジャミン・フランクリンからマーク・トウェインまで~
概 要:アメリカのユーモア作家というと必ず名前が挙がるマーク・トウェイン。
卓越した名言を数多く残していますが、「ユーモアは人類最高の宝物だ」もその一つです。その流れを遡ると“time is money” のフランクリンに行き着くようです。
彼らの残した言葉は、果たして「ことわざ」なのでしょうか? そのあたりから話を始め、日本のことわざも絡めながら、笑いとことわざの縁とその変遷を探ってみたいと思います。
トウェインは晩年「天国にはユーモアはない」と言っていますが、これもことわざでしょうか?
<第84回月例定例会(参加無料)>
日 時:2018年1月27日(土)15時~17時
会 場:明治大学駿河台キャンパス・グローバルフロント(会場変更注意:グローバルフロント4021教室)
URL:http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html
講 師:穴田義孝氏(あなだよしゆき;NPO法人郷土のことわざネットワーク・ことネット理事長・明治大学名誉教授)
テーマ:郷土のことわざ蒐集法・ことわざエピソード
概 要:NPO法人ことネットでは事業の一環として、各地の「生活の知恵の宝庫」「隠れた地域の生活文化遺産」である<郷土(地方・故郷)のことわざ>の蒐集を推奨しています。
郷土のことわざの多くは各地の『郷土史(誌)』の「民俗/口頭伝承・俚諺(ことわざ)・言い伝え・俗信」の章に掲載されていますが、それらの大部分は成句の羅列のみで句の意味や用例など一切されておりません。
これでは記録はされても記憶には残らないであろうし、伝承も無理でしょう。
そこで「ことわざエピソード」という蒐集法を開発しました。
山梨県小菅村と東京都八丈島での事例を含めて紹介させていただきます。