活 動 履 歴 2011年

 

第23回月例会
日 時:12月16日(金)18時より
会 場:明治大学駿河台校舎・リバティタワー10階1104教室
講 師:穴田義孝氏(明治大学政治経済学部教授・本学会会長)
テーマ:「“ことわざ社会心理学”の探究―博士号を取得して」

概 要:「ことわざ社会心理学」とは、英語で表記した方が分かりやすいと思います。
すなわち、“A Socio-Psychological Study of Proverbs”としております。
“of Proverbs”は、必ずしも「ことわざそのものを研究する」ということではなく、主に「ことわざを分析データとして」という意味です。
「ことわざを分析データとして」何をするのかと言いますと、“A Socio-sychological Study”、すなわち、例えばこころ・行動、相互作用、社会現象や社会的課題、文化事象や 文化的課題などに関する「特定テーマ(項目)」を設定し、社会心理学の理論や視点を 駆使して統合的・複眼的にその「特定テーマ(項目)」について考察するという研究分野を 言います。本研究分野は「社会心理学」と「ことわざ」のコラボとでも比喩できましょうか。

 

【第22回】月例会

 

日 時:10月21日(金)18時より

会 場:明治大学駿河台校舎・リバティタワー10階1104教室

講 師:浅井洌氏(会員)

テーマ:「連諺連想―近代文学者のことわざ類の扱い―その2」

概 要:近代学問の方法論―『方法序説』からの流れを汲むものをそれとすれば―を、あえて離れ、高効率の合目的合理性重視の時代には、およそ場違いな営為の一端を開示します。
近代という一時代の価値観が現今のことわざを蔽うその上層の外皮を剥ぎ、深層を通底することわざ固有の“文化上の意義”とさえ呼び得る何ものかに肉薄し定義を得ようとの意図は、気宇ばかりはやけに壮大です。
さりながら、具体的目的や成果は如何にと問われれば甚だ心もとなく、終わりは無いかあっても見えず、“追復”ないしは“追覆”しながら螺旋状の軌跡を描くだけの、あるいは堂々巡りの、遅々とした遊歩散策にも似ています。
それだけに、気が向けばいつでも草履突っ掛け歩き回り、目についた物の前では立ち止まり、時には脇道に入り込み、いっそいつ已むも悔いない風来者には恰好の方法かと、自嘲かつ自画自讚するものです。

 

【第21回】月例会
日 時:9月24日(土)15時より
会 場:明治大学駿河台校舎・リバティタワー6階1064教室
講 師:宮 偉氏(大連外国語学院日本語学院)
テーマ:「日本のことわざから見る女性像の現在」

概 要:ことわざは、人間が長い年月の経験の積み重ねによって得た知恵で、古くから 言い伝えられてきた教訓・真理である。

ことわざからは、その形成時代の人々の生活様式・ 思考様式をうかがうことができる。
ことわざはまた、言語形式の一種として、時代の変化とともに変わったりもする。昔あったことわざが今では使われなくなったり、ことわざの意味が昔と今では 違ったりするケースがよくある。ことわざの昔と現在の比較からは、社会の変化、人間の生活様式・思考様式の変化などが伺える。
日本のことわざから女性像を分析したのは、寿岳章子があった。寿岳は、ことわざ社会は、「どんな場合にもそれぞれのことわざがあって、間に合うようになっ ている」ことを認める一方、「しかし、ことわざは常に盾の両面を持っているのではない。きわめて残酷な面しかもっていないことがある。身体障害者、被差別 部落の人たちそして女たち。この三者はからかわれ、低められ、侮られっぱなしである」と述べた。そして、女性像については、ことわざを列挙しながら、「女 の賢いのは知れている」「女は執念深い」「女は汚れた存在である」「女はすさまじいおしゃべり(そしてその話の内容はつまらないこと)」「女は若いに限 る」「女はみめかたちが優れていることこそ何よりだ」「女ははかないものだ」などの、いわゆるマイナス的な女性像をことわざから洗い出して分析した。

 

【第20回】月例会

 

日 時: 7月22日(金)18時より
会 場:明治大学駿河台校舎・リバティタワー1144教室(14階4番教室)
講 師:西田知己氏(本学会理事・上智大学公開講座講師)
テーマ:「くずし字で読む江戸のことわざ」

 

【第19回】月例会

 

日 時: 6月25日(土)15時より

会 場: 明治大学駿河台校舎・リバティタワー1087教室

講 師: 榎本辰紀氏(江戸川区立東小松川小学校教諭)

テーマ:「言葉の響きを大切にし、古典に親しむ子の育成を目指して ~伝統的言語文化に関する指導の工夫~」

概 要:本実践は、「ことわざ」の成り立ちや使われ方をことわざ辞書などで調べ、その意味を理解し、興味をもたせることをねらいとして います。ことわざの意味・出てくるもの・表現の特徴について分類しながらことわざについて触れながら学習し、学習したことを活かしてオリジナルのことわざ すごろくを作ることを単元のゴールとして設定した実践です。学習する中で、思考活動があり、利用可能な知識が増えていくことも重視した実践です。

 

【第18回】月例会

 

日 時 : 5月20日(金)18時~
会 場 : 明治大学駿河台校舎・研究棟4階・第2会議室
発表者: 時田昌瑞氏
テーマ : 「ことわざ検定へのお誘い」

 

【第17回】月例会

日 時: 4月22日(金)18時より

会 場: 明治大学駿河台校舎・研究棟4階・第2会議室>

講 師: 舟田詠子氏

テーマ:「パンとは何か ― 粉がパンになるまでの諺から」

概 要:パンが日常生活に欠かせない食べものとして、日本の家庭に地位を築いてから、すでに40年以上がたちます。さらにさかのぼれ ば、パンは、キリシタン宣教師をとおして伝来した西洋の食べもので、その言葉「パン」はポルトガル語に由来し、以来400年の伝統を持つとも言えます。
では、人類はパンをどうやって作って来たのか、それをどのように食べ、そこからどんな文化が生まれていたか、パンを常食して来た西洋の諺や慣用句から、パンと人間のかかわりの深さをかいま見てみましょう。

 

【第16回】月例会

 

日 時 : 3月25日(金)18時~

会 場 : 明治大学駿河台校舎研究棟

発表者: 西田知己氏

テーマ:「くずし字で読む江戸のことわざ」

 

諸般の事情により延期しました

 

【第15回】月例会「文殊の知恵」

 

日 時 : 2月26日(土)15時~

会 場 : 明治大学駿河台校舎研究棟4階第3会議室

発表者: 畠山汝破氏

テーマ: 「諺と俳句」

 

【第14回】月例会

 日 時: 1月28日(金)15時

 会 場: 明治大学駿河台校舎・研究棟4階・第2 会議室

 講 師: 土橋泰子氏(外務省研修所ミャンマー語講師)

 テーマ: 「ミャンマー人とことわざ」

 概 要: ミャンマーは中国、インド、バングラディッシュ、ラオス、タイの5カ国と接しています 。人口は約5300万人、民族はビルマ族を始め100以上が共存しています。ビルマ語を公用 語とし、国民の大半は南方上座仏教徒です。 

 

 そのミャンマーのことわざは「1、処世訓的なもの」「2、仏教的無常観」「3、ミャンマー人の道徳感」 「4、ミャンマー人の価値観」「5、世のならい」などを表わすものに大別されます。 具体例を広く取り上げながら、ミャンマーのことわざの役割や、ことわ ざに見る多民族国家としての特徴についてご説明したいと思います

 

2月6日

 

文京区民プロデュース講座 「ことわざアラカルト」

 

  (プロデューサー:小森英明理事)が開講されています。

 

 回  日 程    内    容

 

 1  1月27日  明治大学教授 山口政信

            創作は伝承の始まり

            -虚実を往来するこわざ学入門-

 2  2月 3日  日本ことわざ文化学会理事 時田昌瑞

            いろはカルタ-世界に誇れることわざ文化-

 3  2月10日  日本ことわざ文化学会理事 小森英明

            ことわざ四苦(句)八苦(句)-煩悩とことわざ-

 4  2月24日  明治大学教授 穴田義孝

            ことわざと常識

 5  3月 3日  明治大学名誉教授 森 洋子

            ブリューゲルのことわざの世界-民衆文化の宝庫-

 6  3月10日  文教大学兼任講師 浦 和男

            -ことわざとシャレ-

 

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